株式会社 ヒゼン様
ヒゼン様についてお聞かせください。
弊社は昭和24年設立した肌着・靴下・紳士婦人アウター・寝具・タオルなどの衣料品を扱う卸売会社です。
九州全域・中国を中心に、全国各地の量販店・専門店に販売しております。また、近年ではECサイトを立ち上げ、より多くのお客様に商品をお届けしております。
どのような経緯で本システムの導入を検討されましたか。
長年使用してきた自社開発による基幹システムにおいて、技術者不足や仕様のブラックボックス化が進んでいたこともあり、このまま運用していくことが困難と判断し、レガシー化してしまったシステムの刷新が急務となっていました。
弊社基幹システムのメインである販売管理システムは、多くの仕入先・得意先との業界独自の商取引などもあり特殊な仕様になっている部分がいくつかあります。そういったところを踏襲しつつスムーズなシステム移行を実現するためには、多業種で稼働実績があり、柔軟性のあるSDPさんの販売管理システムが適していると考え依頼に至りました。
本システムを実際に導入されてどんなことが変わりましたか。
バッチ処理による日次締更新によって確定させていたため前日までの情報しか取得できなかった売上や在庫状況などを、システム導入後はリアルタイムで確認できるようになりました。
また、以前は帳票の取得にはシステム管理者に依頼し、印刷してもらう必要があり、必要な情報が手に入りにくい場面が多々ありました。しかし、新たなシステムではあらゆる種類の帳票を必要な時に自分でPDF出力できるようになり、それによって帳票を紙で印刷する必要がなくなりました。この変化により、印刷コストが大幅に削減され、作業効率の向上が実現しました。また、CSVデータも自由なレイアウトで出力可能となり、情報の収集や加工が容易になり、資料作成などの作業もスムーズに行えるようになりました。
さらに、日次月次データ更新や外部システムとのデータ連携などのルーティンワークが自動化されたことで、人的ミスや時間の制約がなくなり、作業者の負担が軽減されました。これにより、作業効率が向上し、業務プロセス全体がスムーズに進行するようになりました。
SDPに依頼して良かった点はありますか。
サポートがとても充実しています。
稼働して10年近く経っておりますが、現在も変わらず、システム仕様の変更やデータ作成など、現場からの急な要望にも迅速かつ忠実に対応していただいております。
また、システムとは直接関係ない部分であっても親身になってアドバイスしていただき大変感謝しております。
今後、SDPに期待すること。
弊社としまして、目まぐるしく変化していく社会環境に順応しつつ、さらなる顧客へのサービスおよび社員の満足度の向上に努めていきたいと考えております。そのためにはモバイル・クラウド環境の構築や、AI・IoT活用などの新しいIT技術を積極的に取り入れていくことが重要になっていきますので、これからも引き続き業務に有効となる情報提供およびご支援いただけることを期待しております。